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遠藤の疲労も実感…クロップ監督が改めて口にした哲学「もしも80パーセントでプレスをかけるぐらいならば、やらないほうがいい」。リバプール痛恨のアンフィールド連敗

第四審へ猛烈に抗議するリバプールのユルゲン・クロップ監督。 (Photo by Michael Steele/Getty Images)

次戦は日本時間19日早朝、アタランタとのEL準々決勝・第2戦。逆転へ「3点差以上」が必須。

[プレミアリーグ 33節] リバプール 0-1 クリスタル・パレス/2024年4月14日22:00(現地14:00)/アンフィールド

 イングランド・プレミアリーグ33節、リバプールFCはクリスタル・パレスFCに0-1で敗れ3位に後退した。ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝のアタランタBCとの第1戦に続き、アンフィールドで公式戦連敗を喫した。日本代表MF遠藤航はアンカーで公式戦3試合連続で先発したが、前半を終えた時点で交代している。

 リバプール公式サイトによると、ユルゲン・クロップ監督は試合後の記者会見で、次のように失点シーンを振り返った。

私たちは常にワイドに広がりすぎていて、失点したシーンは(得点を決めたエベレチ)エゼがボックス内で完全にフリーになってしまった。もしも80パーセントでプレスをかけるぐらいならば、やらないほうがいい。カーティス(・ジョーンズ)は最初のラインから少し離れすぎていたし、決して偶然に起きたわけではなかった。

 マッカ(アレクシス・マック・アリスター)とワタル(遠藤)は、たぶんいつもの感じでいたと思うが、あまりついて行けていけなくなっていた。最終ラインの位置も深すぎた」

 そして「疲労」について問われると、クロップ監督は「ここ数週間、ワタルとマッカは、おそらく、最も起用されてきた選手だったでしょう」と、決して最高の状態ではないことを認めた。一方、「そこに他の選手たちはケガから戻ってきました」と、カーティス・ジョーンズ、ソボスライ・ドミニク、トレント=アレクサンダー・アーノルドの復帰を喜んだ。それでも「誰がケガをしていて、いつ戻るのかといったことを考えすぎず、目の前の相手に勝つ方法を確実に見つけなければならない」と一戦必勝を誓っている。

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 リバプールはこのあと日本時間19日4時からアウェーで、アタランタとのEL準々決勝の第2戦に臨む。第1戦は0-3で敗れており、まず3点差以上の勝利がベスト4進出の条件となる。

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