【U-23日本代表】決勝ゴールの松木玖生「あんなにいいボールが来るとは思わなかった」。山田楓喜の絶妙クロスを絶賛

GK小久保玲央ブライアンが再三にわたるピンチでビッグセーブ!

［U-23アジア杯 GS第1戦］U-23日本代表 1–0 U-23中国代表/2024年4月16日22:00（現地16:00）/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム（カタール）

　パリ・オリンピックのアジア最終予選となるカタールU-23アジアカップのグループステージ（GS）第1戦、U-23日本代表が松木玖生のゴールでU-23中国代表に1-0の勝利を収めた。17分に報復行為をした西尾隆矢が一発レッドカードで退場処分を受けた数的不利な10人の状況下で、この1点を守り切った。

　試合開始8分、山田楓喜の右サイドからのインスイングの左足のクロスに、ゴール前へ飛び込んだのが松木だ。冷静にボレーで合わせて、ゴールネットを揺らしてみせた。

　そのあと西尾の退場で10人対11人での戦いを余儀なくされたが、そこからはGK小久保玲央ブライアンが再三にわたるビッグセーブを連発。日本に無失点での初戦勝利、価値ある3ポイントをもたらした。

　松木は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「上手くサイドからボールが来て、あとは合わせるだけでした。早い時間に点を取れて本当に良かったです」と決勝弾を喜んだ。

「楓喜くんがインスイングで蹴る時には、練習からあそこに入るようにしていました。本番であんなにいいボールが来るとは思わなかったですが、そこで冷静に決め切ることができて良かったです」

　そのように山田との意思を共有し合えてのゴールに好感触を得ていた。何より数的不利の状況にはなったが、松木は「タフに戦えて自分たちの強さを出せました」と頷いた。

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　日本は中2日で、U-23アラブ首長国連邦（UAE）と対戦する。