【浦和】日本代表復帰狙える! 中島翔哉が記者の質問に「それは言わないほうがいいのでは?」。左ウイングで2試合連続フル出場、名古屋撃破に貢献
浦和の中島翔哉。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
「無理してやっていたらツライですが、楽しんでやっていると疲れも少ない。たくさん試合ができて嬉しい」
[J1 10節]浦和 2–1 名古屋/2024年4月28日15:00/埼玉スタジアム2002
J1リーグ10節、浦和レッズが安居海渡の今季リーグ初スタメン&初ゴールとチアゴ・サンタナのPKによる得点で、名古屋グランパスに2-1の勝利を収めた。
レッズの『10番』中島翔哉は左ウイングとして先発フル出場。ミッドウィークのガイナーレ鳥取とのルヴァンカップに続き公式戦2試合連続のフルタイム出場で、この2連勝に貢献した。
相手への思い切ったプレッシングなどトランジションの起点にもなった。”守備での貢献”について問われると、中島は「守備と言いますか、相手のボールを奪いに行き、そこで奪えれば攻撃につながるので、攻撃の一種なのかなと感じています」と語った。
タフに2試合連続のフル出場に。浦和のナンバー10は「無理してやっていたらツライですが、楽しんでやっていると疲れも少ないです。試合がたくさんできて嬉しいです」と語る。周囲の高いレベルの選手たちとプレーしながら、良さを引き出し合えていると相乗効果に好感触を得ていた。
そしてペア=マティアス・ヘグモ監督は中島について、守備のトリガーになっていた語っていた。中島自身がどのようなタイミングでプレスに行き、どのような時にステイするのか――。
その判断について問われると、中島は少し間をおいて「でも……(それについては)言わないほうがいいんじゃないですか。監督に聞いて、(ヘグモ監督が)言っていたらいいですが……」と苦笑い。チーム全体に関わる”狙い”については、指揮官に聞いてほしいというスタンスを示した。
この日は安居海渡、グスタフソンとの連係も良く、課題だった左サイドのバランスもまずまず改善されていた。中島は「いい選手がたくさんいるので、みんなの関係性で、やりやすくなってきています」と頷いた。
関連記事>>【浦和】ヘグモ監督「2-0のあと、さらにチャンスを作れる可能性があった」。好調だった名古屋からホームで勝点3獲得
浦和はこのあと5月3日にアウェーで川崎フロンターレ、6日にホームで横浜F・マリノスと対戦する。さらに結果を残していけば、中島も日本代表復帰を十分狙えるはずだ!