【京都-浦和】岩波拓也が決勝点!好カードは意外な決着に
浦和の岩波拓也が決勝点を奪取。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ターンオーバーの京都、浦和は本気モードで臨み――。
[天皇杯 4回戦] 京都 0-1 浦和/2021年8月18日18:00/たけびしスタジアム京都
天皇杯4回戦(ラウンド16)、浦和レッズが1-0で京都サンガF.C.に勝ち、ベスト8進出を果たした。
ターンオーバーをした京都に対し、浦和は直近のメンバーからスタメン二人のみを変更したほぼ本気モードで京都へ乗り込んだ。
立ち上がりから主導権を握るなか、15分、左コーナーキックのチャンスを得る。すると、この大久保智明のキックに、岩波拓也がヘッドで合わせる。これが至近距離だったことや周りの人でブラインドになったこともあるが、今季公式戦4試合目(天皇杯3試合目)出場のGK清水圭介が正面に飛んできたボールをファンブル。後方に落としてしまい、そのままゴールネットを揺らした。
後半は荻原拓也、イスマイラ、松田天馬らを投入した京都が猛烈に浦和ゴールへと襲い掛かる。しかし、浦和が最後はアレクサンダー・ショルツを投入して守り切り、1-0の勝利を収めた。好カードではあったが、ワンプレー――ひとつの大きなミスが結果に直結してしまった。
リカルド・ロドリゲス監督は試合後の記者会見で、次のように語った。
「前半は試合を上手くコントロールし、ボールを握りながら、相手に危険な場面を作らせませんでした。後半は関根、明本といくつかチャンスがあり、そこを決めることはもちろん課題ですが、そこまで持ち込むこともできていたのはプラス。最後は耐える時間が続きましたが、相手も強いチームであり、前からの強度の高いプレスを受け、またピッチ状態(水びたし)による疲労も感じられ、簡単な試合になるとは思っていませんでしたが、勝てて次へ進めたことを何より評価したいです」
天皇杯のベスト8、’準々決勝の対戦カードは再抽選で決定する。ドローは9月24日17時から行われ、ユーチューブチャンネル「JFA TV」で中継される。
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[文:サカノワ編集グループ]