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【浦和】スコルジャ監督の退任決定。その理由とは!?「仕事と家族の優先順位を変えるべき時」「将来の目標は、再び監督として浦和レッズに戻ってくること」

浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA

「決断にあたっては、クラブと多くの時間をかけて話し合いを重ねてきました」

 J1リーグの浦和レッズは11月21日、マチェイ・スコルジャ(Maciej Skorza)監督が今季で退任することが決定したと発表した。

 マチェイ・スコルジャ監督はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「今シーズンをもって、浦和レッズの監督を退任することを決断しました。浦和レッズという素晴らしい場所を去ることは、私にとっても非常に辛い決断ですが、私の人生において仕事と家族の優先順位を変えるべき時だと感じ、こうした決断を下しました。

 決断にあたっては、クラブと多くの時間をかけて話し合いを重ねてきました。シーズンを通じて私に寄り添い続け、そしてこの決断を尊重してくれた土田SD(スポーツダイレクター)や西野TD(テクニカルダイレクター)にはこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。

 浦和レッズというクラブは、素晴らしい人たちによって形作られています。選手、チームスタッフ、クラブスタッフ、そしてファン・サポーターの皆さんが、特別なおもいをもって関わっているクラブです。

 私はこの素晴らしいクラブに、大きなリスペクトを抱いています。私の将来の目標は、再び監督として浦和レッズに戻ってくることです。

 リカルド(ロドリゲス)前監督から引き継いだバトンを次の監督に渡すことになりますが、浦和レッズは素晴らしいクラブであり、素晴らしいスタッフや選手、そして情熱的なファン・サポーターがいます。これからも素晴らしい結果を残していけると思っていますし、浦和レッズの未来は明るいものになると確信しています。

 まだ、シーズンは終わっていません。だから今は、さよならは言いません。いくつもの大事な試合が残っていますし、闘いは続きます。決意をもってJリーグ3位を死守し、ACL、クラブワールドカップと、最後まで一緒に闘いましょう」

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 レフ・ポズナンを率いた2021-22シーズンもリーグ制覇を果たしたが、惜しまれながら「家族の事情」で退任していた。クラブ初のポーランド人指揮官はAFCアジア・チャンピオンズリーグのタイトルをもたらして、1年で去ることになった。母国ではポーランド代表監督の有力候補に挙がっている。

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