【浦和】今季初の2連勝、スコルジャ監督の記者会見「前回に続き京都の強力なハイプレスが立ち上がり20分間はかかると想定。その時間帯にうまくマネジメントできた」
浦和のスコルジャ監督。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
ホーム5連戦、20日は横浜FMと対戦へ。
[J1 20節] 浦和 2-1 京都/2025年4月16日19:33/埼玉スタジアム2002
J1リーグ20節、浦和レッズが松尾佑介の2試合連続ゴールと渡邊凌磨の決勝弾で、京都サンガF.C.に2-1の勝利を収めた。
浦和のマチェイ・スコルジャ監督は試合後の記者会見で、「前回に続き京都の強力なハイプレスが立ち上がり20分間はかかると前提して試合に臨みました。その時間帯にうまくマネジメントできました。時間が経つにつれて、自分たちのサッカーをプレーできるようになりました」と振り返り、次のように続けた。
「京都の前線3枚をしっかり抑えることができました。前半はミスが1回ありましたが、周(西川周作)が素晴らしい反応を見せてくれました。攻撃面では、(渡邊)凌磨、(マテウス)サヴィオ、(松尾)佑介の良い連係が何度も見られました。前回に続きセットプレーから点を取ることができたのは、とても幸せな気持ちでした」
そして後半は、少し戦い方を変えて臨んだという。
「後半は押し込んで、できるだけ敵陣で長くキープするという狙いにしました。後半立ち上がりはアグレッシブに相手ハーフ(敵陣)でボールを奪うことでチャンスを作り出せました。ただ守備のミスから失点してしまい、自ら苦しい状況にしてしまいました。
日曜日からの連戦とあって、交代2人を用意していたラストプレーで(渡邊)凌磨が点を決めてくれました。今日好調だったサミュエル(グスタフソン)と(安居)海渡のコンビから生まれたゴールでした。
「もちろん、我々の狙いは押し込みながら試合を終えることでしたが、やはり苦しみ難しかったです。プレスに苦しみ、使えるスペースも限られました。この連戦の難しい時期のなか、同じスタメンを起用しました。ただ、この良い相手との対戦でサブの選手も全力で戦い、最後までリードをキープしてくれました。週末のマリノス戦に向けて、ここからは準備していきたいと思います」
そして攻撃面のバリエーションが増えていることについて、指揮官は「試合をするごとに、(渡邊)凌磨と(松尾)佑介の連係が良くなってきています。このまま進んでいきたいです。戦術的にはまだ発展の途上にあるチームだとは思います」と手応えを口にした。
浦和は4勝4分3敗の勝点16で、1試合消化の少ない首位・アビスパ福岡と3ポイント差。一方、引き分ければ首位浮上のチャンスだった京都は、5勝3分3敗で暫定2位のまま。
関連記事>>【浦和】渡邊凌磨が前田希美さんとの結婚を発表「いつも応援してくださるファン、サポーターの方々 浦和レッズは家族同然と思っており、これからも身を粉にして戦っていきたいと思います」
浦和はこの日からホーム5連戦。20日は横浜F・マリノスと対戦する。