【移籍】サラーはリバプール残留へ。サウジ引き抜きも「あと1年。さらに…」
2-1とリードしたなかで交代する予定だったが、直前に同点に。サラーはクロップに不満を漏らした。(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)
本人に移籍する意向はなし。アル・イテハドの”情熱”も弱まる。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属するエジプト代表FWモハメド・サラー(Mohamed Salah)は2025年6月まで、あと1年クラブとの契約を残している。昨年に続きサウジアラビアからの引き抜きもありその動向が注目される。しかし、本人は移籍する意向などなく、今後、契約に関する話し合いが行われる見込みだという。
『ジ・アスレチック』が4月29日にレポートした。先日のウェストハム・ユナイテッドFC戦ではユルゲン・クロップ監督との口論で話題を集めたサラーは6月15日で32歳になる。
昨シーズンはアル・イテハドが獲得攻勢を強めたが、残留している。このサウジの強豪は、1年前はクラブ・ワールドカップに出場するために躍起になっていたが、今はそこまで補強に積極的ではないという。
そのためサラーはリバプールと契約延長する可能性もある。もしも2025年に33歳になってフリートランスファーになる場合、クラブの最大の功労者の一人として、その選択も容認されるだろうということだ。
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同メディアは、キャプテンであるフィルジル・ファン・ダイク、副キャプテンのトレント・アレクサンダー・アーノルドとともに、その将来については「次期スポーツディレクターのリチャード・ヒューズに引き継がれる」ということだ。いずれにせよ、ユルゲン・クロップ監督の退任に伴い、レッズの時代が大きく変わろうとしている。サラーの動向も注目を集めることになる。