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【EURO】劇的ゲルマン魂! 89分、ヴィルツ弾でドイツ代表がスペイン代表に追い付く

89分、ドイツ代表のヴィルツが決めた! (Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)

16歳の至宝ヤマル →『10番』ダニ・オロモでスペイン先制も。

[EURO 準々決勝]スペイン – ドイツ/2024年7月6日1:00(現地5日18:00)/メルセデス・ベンツ・アレーナ(シュツットガルト)

 まさにゲルマン魂だ――。ドイツEURO2024準々決勝、スペイン代表とドイツ代表による一戦、スペインのダニ・オロモが後半立ち上がりに先制点決めたものの、89分、ホスト国はフロリアン・ヴィルツのボレー弾により土壇場で追い付いてみせた。試合は延長戦に突入している。

 8強で実現した注目の一戦。互いに主導権を握る時間があるなか、後半立ち上がりの51分、スペインが右サイドを攻略。16歳の至宝ラミン・ヤマルのクロスを、『10番』でありRBライプツィヒでプレーするダニ・オロモがダイレクトで合わせ、GKマニュエル・ノイアーの牙城を破る

 その後はドイツがアグレッシブに攻めて、一方、スペインは比較的自陣を固めカウンターを狙う展開に。ドイツはニクラス・フュルクルクの決定的なシュートがポストを叩き、カイ・ハフェルツの無人のゴールへのループは枠を捉えず……。ドイツのユリアン・ナーゲルスマン監督は最後、センターバックのヨナタン・ターを下げて、34歳のトーマス・ミュラーも投入する捨て身の攻撃に出る。

 そして89分、左クロスにヨシュア・キミッヒがジャンプヘッドでなんとか落とし、そしてバイヤー・レバークーゼンをブンデスリーガ優勝へと導いたヴィルツが冷静に右ボレーで合わせ、土壇場で追い付いてみせた。

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