「ドイツがハラキリに遭う」「人権の声は大きかったが足で語れず」世界が伝えたW杯日本代表のドイツ撃破
握手をかわすドイツ代表のリュディガーと日本代表の板倉滉(左)。(Photo by Stuart Franklin/Getty Images)
アルゼンチン黒星に続くサプライズ、「神々が堕落した」とも。
[カタールW杯 E組 第1戦] ドイツ代表 1–2 日本代表/2022年11月23日16:00(日本時間22:00)/ハリーファ国際スタジアム
カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの第1戦、日本代表が堂安律(SCフライブルク)と浅野拓磨(VfLボーフム)のゴールで、ドイツ代表に2-1の逆転勝利を収めた。ドイツから、しかもW杯優勝国から初勝利を収めた。
前半はシュート1本対13本と日本が防戦を強いられたが、1失点で凌ぎ切ったことで逆襲へ。後半の3バックへの布陣変更から逆転勝利につなげた。この日本の勝利、そしてドイツの敗戦について、ドイツメディア『キッカー』は各国の反応をまとめている。
◎イタリア
『ラ・レプッブリカ』
「神々の堕落」
アルゼンチンに続き、ドイツも地に堕ちた。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』
「ドイツがハラキリに遭う」
日本がクーデターを起こし、逆転で2-1の勝利を収めた。
◎スイス
『ブリック』
「痛恨の1敗」
ワールドカップでまずゆったりと勝利でスタートさせようとしていたが、ドイツ混乱に陥っていった。日本はセンセーションを巻き起こし、ドイツ全土から言葉を失わせた。
◎オランダ
『アルヘメン・ダフブラット』
「声だけで足が動かず」
ドイツは人権問題に関する声明で印象を与えてきたが、肝心のキック(足)では語りかけられず日本に敗れた。ドイツは結局、日本戦前のこと(虹色キャプテンマークのこと)しか印象に残っていない。
◎スペイン
『AS』
「ハラキリ・ドイツランド」
フリックの選手たちは試合をコントロールしていたが、肝心なところでゲームをクローズさせられなかった。日本の精神が(サウジアラビアのアルゼンチン逆転勝利に続く)このワールドカップで二度目のビッグサプライズをもたらした
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