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【磐田2-1鹿島】鈴木優磨が先制PK弾。しかしWエース不在のジュビロ、山田大記、古川陽介が決めて鮮やかな逆転勝利!

磐田の山田大記。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

リーグ6試合ぶりの勝利をエコパで掴む。

[J1 26節]磐田 2–1 鹿島/2024年8月11日19:00/エコパスタジアム

 J1リーグ26節、ジュビロ磐田が鈴木優磨のPKで先制されながらも、途中出場した山田大記、古川陽介のゴールで鹿島アントラーズに2-1の逆転勝利を収めた。磐田はリーグ6試合ぶりの勝利。

 鹿島は38分、微妙な判定ではあったが師岡柊生がペナルティエリア内でファウルで倒されてPKを獲得。これをエース鈴木優磨がど真ん中にサイドキックで叩き込み、先制点をもたらす。

 その後、一度は関川郁万のハンドによりPKを与えると判定された場面は、VARの介入により、OFRを経て無効に。流れは鹿島に来ている、はずだった。

 ところが、ジャーメイン良とマテウス・ペイショットというWエースを欠く磐田だが、途中出場の選手たちが勢いをもたらし、エコパの空気を変えていった。

 77分、代わって入ったばかりの山田が技ありの振り向きざまのシュートを突き刺して同点に。そして89分、スローインのクイックスタートからの折り返しを、同じく交代出場した古川が左サイドから詰めてねじ込み、鮮やかな逆転に成功した。

 鹿島は盤石と見られた柴崎から三竿健斗、樋口雄太から藤井智也の交代直後に同点に。さらに知念慶からミロサヴリェヴィッチに交代したあとにも失点を喫した。結果的に、ボールのタメどころになる柴崎と樋口を同時に下げたランコ・ポポヴィッチ監督の采配が裏目に出てしまった。

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 32,995人が来場したなか、磐田は貴重な勝点3を獲得。次節はアウェーで首位のFC町田ゼルビアと対戦する。一方、敗れたものの首位FC町田ゼルビアとは3ポイントの2位をキープした鹿島は、ホームで浦和レッズと戦う。

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