画期的! VAR、オフサイド…プレミアリーグが判定の疑問をライブ解説。エックスの発信開始
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さっそく判定が覆ったケースなど”解説”。
イングランド・プレミアリーグはこのほど、SNSのエックス(旧ツイッター)で「プレミアリーグマッチセンター」のアカウント(@PLMatchCentre)を開設した。8月17日に開幕を迎えたプレミアリーグの各試合の判定に関する疑問、VARが介入した事象について、ライブで解説を行うという画期的なサービスをスタートさせた。
同アカウントでは、まず2024-25シーズンの「競技規則の変更点」「ルールの変更点」などをリンク先で解説。同リーグでは今季、OFR実施時などの主審によるマイアナウンスの実施、スタジアムの大画面をより活用すること、さらに「半自動オフサイドシステム」が、このあと「秋のインターナショナルマッチウィーク」を挟んで導入されることも紹介されている。
そのうえで、「このソーシャルメディアアカウントは、プレミアリーグの全試合について初めて、運営や審判に関する最新情報をほぼライブで提供します。ピッチ上でのレフェリング判定やビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の関与について、意思決定のプロセス、テクノロジーの役割を含め、事実に基づいた説明が投稿されます」と、アカウント運用の趣旨が説明されている。
同アカウントが、試合中のVARハブからの情報をほぼライブでソーシャルメディアに中継するという、判定のプロセスや説明がほぼダイレクトでファン・サポーターに伝えられるものだ。
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さっそく開幕節から、オフサイド、VAR介入後の判定が覆ったケースについて、説明などが行われている。ただし、それぞれのポストに対するコメント欄は閉鎖されている。今後はそれでも減らない審判、運営スタッフに対するヘイトや誹謗中傷、メディアの審判団への批判などへの対応が課題となってきそうだ。