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マンCの古橋亨梧補強、神戸のリージョ元監督がペップに推薦か「見えないものが見えている」と信頼される存在

神戸でのフアン・マヌエル・リージョ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

現在シティのアシスタントコーチを務める。

 イングランド・プレミアリーグの王者マンチェスター・シティが8月30日まで開いている夏の移籍マーケットで、セルティックFCのFW古橋亨梧(Kyogo FURUHASHI)の獲得を検討している。イルカイ・ギュンドアンのオペレーションが完了したあと、この日本人アタッカーの補強に動くかどうかクラブとして決断するという。

 この背景には、現在シティのアシスタントコーチを務めるスペイン人のフアン・マヌエル・リージョ氏の存在があるという。同郷であるジョゼップ・グアルディオラ監督が「サッカーの世界で見えないものまで見えている。信じられないレベルでサッカーを理解していて、一緒に働くには、私にとって完璧な人材だ」と信頼を置く人物だ。

 また、英国メディア『レコード』は、古橋がヴィッセル神戸時代、リージョのもとでプレーしていたことを紹介。そしてリージョが退任する際、古橋が「あなたに会えて良かった。指導を受けられて幸せでした。プレーの幅、質、考え方が変わり、成長を実感しています。この経験により、間違いなくもっといい選手になれると確信しています。またどこかで会えるように頑張ります」と伝えたことも紹介されている。

 24歳のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、マンチェスター・Cからアトレチコ・マドリードに移籍。大エースであるアーリング・ハーランドに続く存在と言えたアタッカーが抜けたため、その役割を担えるタレントを探してきた。

 前線でチームプレーにも徹せられて、しかもゴールを決められる能力は、確かに古橋の大きな魅力であり武器だ。状況に応じたハーランドとのセット起用も、相乗効果が期待できる。あとは、ブレンダン・ロジャーズ監督がこのタイミングで明かした肩のケガの状態にもよりそうだが……。

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 セルティックのエースストライカーとして、29歳の古橋は4シーズン目に突入。これまで公式戦通算135試合・73得点・16アシストを記録している。

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