ハノーファーが原口元気の退団を正式発表。移籍先は…

来季は室屋成２年目、長谷部誠とチームメイトだった元GKが監督就任。

[ブンデスリーガ２部 34節] ハノーファー １-２ ニュルンベルク／５月23日／AWDアレーナ

　ブンデスリーガ２部最終節、ハノーファー96はホームで1.FCニュルンベルクに１-２で敗れて、18チーム中13位で全日程を終えた。日本代表MF原口元気は４-３-３のインサイドハーフ、室屋成は右サイドバックでフル出場を果たした。

　その試合後、今シーズン限りでハノーファーとの契約満了（レンタルを含む）を迎える原口ら６選手がクラブとの別れを告げ、記念のコラージュを受け取った。　

　３年契約の最終年を迎えた原口だが、契約更新はしなかった。背番号10をつけて戦ってきたものの、１年目にチームは降格、そして２部で２年間プレーし、チームの１部復帰を果たすことができなかった。

　また、ハノーファーのケナン・コジャク監督をはじめ４人のコーチ陣の退任も決定している。

　チームは６月20日まで夏休みとなる。2021-22シーズンは、長谷部誠とアイントラハト・フランクフルトでチームメイトだった元ゴールキーパーである36歳のヤン・ツィンマーマン監督のもと、再出発を図る。室屋は2023年６月までクラブと契約を結んでおり、改めて勝負のシーズンとなる。

　そして原口だが、ウニオン・ベルリンへの移籍が近づいていると噂されている。一部ではすでに内定しているとの情報も出ている。遠藤渓太とチームメイトになって、新コンビを組むのか、あるいは左ウイングの座を争うのか!?　その移籍が実現すれば、ブンデスリーガの2021-22シーズンの注目のトピックスの一つになりそうだ。

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[文：サカノワ編集グループ]