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日本代表MF原口元気のウニオン・ベルリン移籍が決定!?「ある選手と契約」とクラブマネジャー明かす

ハノーファーの原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

名前は伏せられているが…。実現すれば遠藤渓太とチームメイトに。

 ドイツ・ブンデスリーガ2部ハノーファー96に所属している日本代表MF原口元気が新シーズン、同1部のウニオン・ベルリンに移籍することが決定か!? ドイツメディア『TAG24』は5月8日、ウニオンの強化責任者であるオリバー・ルーナート・マネージング・ダイレクター(MD)がこのほどある選手と契約を結んだと明かしたことを報じた。

 果たして“誰”と契約したかについて、名前は伏せられている。ただ、状況から推察すると、原口の可能性が高いと予想されている。

 ウニオン・ベルリンはすでに同1部FCアウクスブルクのMFラニ・ケディラ、さらに同2部グロイター・フュルトのDFパウル・ジャッケルと、いずれも今季限りで契約満了を迎える二人の来季獲得を発表している。一方、今季でハノーファーとの3年契約が満了を迎える原口は、1部昇格を逃したため、フリートランスファーとなって新天地を探すことが確実となっていた。

 記事では、原口はシャルケとウニオン・ベルリンに絞って移籍先を検討していたと見られるという。そして「交渉中」の段階では、ウニオンが大きくリードしていたと伝えられる。そうしたなか、今回のルーナート氏の発言によって、「ウニオン原口」誕生がより現実味を増した。

 ハノーファーの背番号「10」をつける29歳の原口は、今季2部リーグ31試合・9得点・7アシストを記録。ケナン・コジャク監督のもと、トップ下を主戦場に、左ウイング、さらにはボランチでも得点を決めてきた(今季はトップ下24試合、センターハーフ4試合、左ウイング3試合で出場)。また日本代表アタッカーはヘルタ・ベルリンでドイツでのキャリアをスタートさせていた、実現すれば首都ベルリンに帰還することになる。

 また、横浜F・マリノスからウニオンにレンタル移籍していた遠藤渓太は、来季完全移籍に切り替えて、正式に加入することも決定している。2021-22シーズン、原口と遠藤がチームメイトとなって戦う日が来るのか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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