【浦和】10年ぶり復帰決定、原口元気が決断の背景を語る「やっぱり俺、浦和でもう一回ゴールを決めたかった」
原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「その時話があったドイツのクラブのスタジアムやファンをイメージしたり。時には、埼スタでドリブルでシュートを決めることを想像したり。そこで…」
J1リーグの浦和レッズは9月1日、2023-24シーズンまでドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトに所属していた元サッカー日本代表の原口元気(Genki HARAGUCHI)を獲得したと発表した。夏の移籍ウインドーは終わっているが、フリートランスファーからの選手登録になるため今季の公式戦の出場が可能になる(Jリーグの最終登録は9月6日まで)。
33歳の原口は2023-24シーズン、リーグ2試合(25分)など公式戦3試合に出場。伊藤洋輝(現バイエルン・ミュンヘン)が同僚だったシュツットガルトは2位でフィニッシュし、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得ている。
原口がこのほどドイツから帰国した際、すでに浦和加入への決意を口にしている。10年ぶりの復帰となる。
ユーチューブの浦和レッズ公式チャンネルが、コンテンツ「【Inside REDS】10年ぶりに浦和レッズ復帰を果たした原口元気に密着。復帰への思いを語る」を更新。そのなかで、原口はこれまでフットボール本部から常に接触があり、復帰を要望されてきたと語っている。
今回、堀之内聖スポーツダイレクター(SD)から具体的な役割などの説明もあり、「熱意とかいろんなことが噛み合い、自分の思いも、もう一回レッズでプレーしたいという思いになった。今が一番いいタイミングだった」と決めたそうだ。
「3か月、ずっと一人でやってきて、嫌でもいろんなことを考えながらトレーニングをしていて、いろんな試合をイメージして練習をしていた。ドリブルシュートをやっていて、その時話があったドイツのクラブのスタジアムやファンをイメージしたり。時には、埼スタでドリブルでシュートを決めることを想像したり。そこで、どこでゴールを決めたいんだろうなと思った時、やっぱり埼スタだなって。やっぱ俺、浦和で点を取りたい。もう一回、浦和で点を取りたい。俺、やっぱり浦和でプレーしたいんだって思いました」
そのように原口は決意を示している。
さっそくコメント欄には、ファン・サポーターから「元気には赤が似合う。おかえりなさい!」「救ってくれ、レッズを!」「今のレッズには元気が必要だ!」など歓迎するコメントが、たくさん寄せられている。
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選手登録が完了すれば、9月14日のアウェーでのガンバ大阪戦から出場が可能になる。