【浦和】松尾佑介が幻のスーパーゴールに「頭痛いです、マジで…」。町田からトドメの3点目のはずが…

二田理央の不要なファウルで取り消しに…。

［J1 29節］町田 2–2 浦和/2024年8月31日18:00/国立競技場

　J1リーグ29節、FC町田ゼルビア 対 浦和レッズの一戦は、90＋8分のラストプレーでエリキが同点ゴールを決めて、2-2で引き分けた。浦和は関根貴大の先制点、87分のチアゴ・サンタナのヘッド弾で2-1と勝ち越したものの、土壇場で追い付かれた。

「頭痛いです」

　2-1と勝ち越したあとのアディショナルタイム、カウンターから抜け出した松尾佑介がまさに持ち味を見せ付ける快足を飛ばしてのドリブル突破から、3点目のシュートを決めた――はずだった。

　しかし並走していた二田理央が前を行く町田の選手のユニフォームを掴む不要なファウルをしていたため、そのゴールは認められなかった。

　松尾は試合後、「頭痛いです、マジで」と、気持ちを整理できずにいるようだった。

「得意な形でした。（ファウルがなければ）いや決められましたとかはないですけれど。（特別なゴールになっていたはずだっただけに……）だから頭が痛いです」

　どのように受け止めればいいか……。ただ、松尾はこれが浦和の現状であり、こうした勝ち切れないところは、自身を含めてチーム全体の課題だと受け止めていた。

「監督が急きょ代わっているので、なかなか、やりたいことも難しかったなか、本当に途中まで僕たちのほうが勝利に近かったと思います。それを勝ち切れず、こうした試合が多いので、90分通しての問題もあると思います。最後のところなど、そういったところもミーティングを重ねて、個人の成長もそうですが、チームとして努力していかなければいけないという気持ちがあります」

　松尾はそのように落胆を隠せずにいた。

関連記事>>【浦和】二田理央「試合を壊してしまった」。不要なファウルで松尾佑介のゴール台無し…直後、町田に追い付かれる

　浦和はインターナショナルマッチウィークを挟んだあと、9月14日、アウェーでガンバ大阪と対戦する。