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【鹿島】柏とスコアレスドロー。迫力を欠き静かに優勝争いから後退

鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

現実的なターゲットは「3位」に。

[J1 31節]鹿島 0–0 柏/2024年9月21日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ31節、鹿島アントラーズ 対 柏レイソルの一戦はスコアレスで引き分けた。柏は3連敗でストップ。鹿島はリーグ5試合未勝利で、2試合連続の引き分け。

 逆転優勝へ望みをつなぐためには、ホームでの2連戦……ここで勝利が必須だった。しかし、両チームともになかなかゴールまで迫れず、決定機もほとんどなく終わった。

 鹿島は首位のFC町田ゼルビアなど上位との差を詰められず、優勝争いから後退。まず一つ上の3位に食い込むことが現実的なターゲットになりそうだ。

 ランコ・ポポヴィッチ監督のもと、クサビのパスでスイッチを入れて、攻撃が連動するスタイルに取り組んできた。前半戦はその練度が高まっていった。

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 しかし特に夏の移籍マーケットを経て選手が入れ替わり、加えてチャヴリッチが負傷欠場したあとは攻撃のバリエーションを失い、推進力をもたらせなかった。

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