大迫激怒! 神戸vc山東泰山、両軍入り乱れるカオス。中国人選手の無謀タックル巡り
大迫勇也も怒った!(Photo by Paul Miller/Getty Images)
観客席のスタッフゾーンでも…。
[ACLエリート リーグステージ2節]神戸 2-1 山東泰山/2024年10月2日19:00/神戸市御崎公園球技場
2024-25AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート東地区のリーグステージ2節、ヴィッセル神戸(日本、J1)が山東泰山(中国超級リーグ)に2-1で、今大会初勝利を収めて、1勝1分で勝点4に伸ばした。
14分に扇原貴宏のFKに宮代大聖がヘッドで合わせて先制。28分にCKから山東泰山のエースであるクリサンの得点で追い付かれたが、51分に酒井高徳がミドルを突き刺して、これが決勝点となった。
この試合の終了間際の90+5分、敵陣のコーナーフラッグ付近でボールキープしたパトリックの背後からガオ・ジュンイーが報復のタックルを受けた。さすがに神戸の選手たちが怒り、大迫勇也がガオ・ジュンイーにそれはないだろうと迫る。すると中国人選手は逆ギレ。さらに山東泰山の控え選手やスタッフもピッチに駆け込んで抗議を始める。
神戸の吉田孝行監督は仲裁に入り、両軍が入り乱れるカオスに……。そして主審は山東泰山のスタッフ、さらに韓国人のチェ・ガンヒ監督に退席処分を命じた。
試合は約8分間中断。観客席でもスタッフが言い合いを始め、スタッフが制止する場面も。また山東泰山のベンチとやり合ったマテウス・トゥーレルにもイエローカードが出された。最後は、退席を命じられてもチェ・ガンヒ監督が居座って時間がかかったため、主審から請われて山東泰山の助っ人クリサンが、このままでは試合ができない、とピッチから出るように求める事態になった。
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ゲームはこのまま神戸が2-1で勝利。山東泰山が時間をかけたということで主審は試合終了の笛を吹き、納得いかない山東泰山のスタッフや選手が再びピッチに入ってきた。そのため最後は整列してのあいさつもできず、神戸の選手たちは引き上げた。