凄い! 町野修斗の昇格組キール、王者レバークーゼンに0-2から追い付きドロー
町野修斗。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
しかし町野はハーフタイムで悔しい交代に。
[ブンデス 6節]レバークーゼン 2-2 キール/2024年10月5日/バイ・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部6節、町野修斗の所属する今季初めて1部昇格を果たしたホルシュタイン・キールがアウェーで王者バイエル・レバークーゼンに2点先取され劣勢を強いられたが、そこから2ゴールを決めて追い付いてみせた。
これまで得点ランキング3位タイとなる4ゴールを決めているキールの町野は3-5-2-の2トップで先発。しかしこれまで未勝利のキールはあっけなく4分、8分と立ち上がりに崩され失点してしまう。
そのあとキールは必死に耐えていくと、前半アディショナルタイム、コーナーキックから1点を返す。町野はカットインから枠内シュートを放ったが、やや強引で周囲との連動を欠いた。
キールのマルセル・ラップ監督はハーフタイムを挟み、町野とスティーヴン・スクリプスキの2トップを早くも交代するという決断を下した。
アウェーでの昨季チャンピオン相手に、町野にとっては悔やまれる交代劇に。だが、この指揮官の一手が結実し、キールは機動力が増して、相手のボールサイドにも厳しく行くようになる。
するとファールによりPKを獲得。69分、途中出場したヤン=フィーテ・アルプが決めて、2-2に追い付いた。
昨季は試合終盤に数多くの奇跡的なゴールを決めてきたレバークーゼンが、この日もドイツ代表フロリアン・ヴィルツを中心に猛攻を続けたが、ゴールを割れなかった。レバークーゼンは昇格組との連勝が「7」で止まった。
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キールはいまだ2分4敗と未勝利だが、バイエルン・ミュンヘン、アイントラハト・フランクフルト、そしてレバークーゼンと上位との対戦を終えている。レバークーゼンは3勝2分1敗。