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【浦和】グスタフソンに退団報道。北欧メディア「日本を離れるかもしれない」

サミュエル・グスタフソン。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

古巣であるヘッケンFDが言及、「互いの状況を把握し合っている」。

 J1リーグ浦和レッズに所属するスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソン(Samuel Gustafson)が退団してしまうかもしれない!? ペア=マティアス・ヘグモ前監督とともに来日した強力ボランチは体制が変わったあと出場機会が減少。直近の試合ではケガが理由だとスコルジャ監督は語っていたもののメンバー外となった。 

 そうした状況下、スウェーデンメディア『フットボール・ディレクト』は10月7日、独自情報として「グスタフソンが日本を離れるかもしれない」と題したレポートを掲載した。古巣であるBKヘッケンのマーティン・エリクソン・フットボールディレクター(FD)が浦和で置かれているグスタフソンの情報をキャッチしていて、「私たちはサミュエルと連絡を取り合っていて、お互いの状況を把握しています」とコメントしたそうだ。

 エリクソンFDは「現時点では彼が浦和の選手である、ということ以外は言えません」と強調し、ただし「先ほど言ったように、お互いの状況は理解し合っています」と繰り返している。

 同メディアは、グスタフソンは800万スウェーデンクローナ(約1億1000万円)で今シーズン浦和に完全移籍し、年俸は700万クローナ(約1億円)と見られるという。浦和とは1年あるいは2年契約と見られ(トランスファーマルクトでは今季までとなっている)、今シーズンのオフに条項によっては母国に復帰できる可能性があると見ている。

 グスタフソンは今季リーグ22試合・2得点・2アシストを記録している。4-3-3のアンカー、4-2-3-1のボランチとして、“立ち位置”で相手やボールを敵陣に追い込んだり、スペースを作り出しして活用する術を見せ、長短のキックで牽引。ヘグモ時代にはハマった時に炸裂する攻撃スタイルのまさに『要』となっていた。

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 一方、ヘグモ監督解任直後の8月31日の国立競技場でのFC町田ゼルビア戦(△2-2)、池田伸康暫定監督のもとでベンチに回って90分間出場機会を得られなかった際は、ファン・サポーターのみならずメディアにも少なからず衝撃が走った。

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