サガン鳥栖、中指を立てた来場者1人に「無期限入場禁止」。浦和も2人に同様の処分

福岡との九州ダービーで。

　J1リーグ サガン鳥栖は10月11日、9月28日に開催されたリーグ32節のアビスパ福岡との九州ダービー（19:00キックオフ／会場：駅前不動産スタジアム）で、相手選手に対して中指を立てる侮辱行為をした来場者1人に対し、無期限入場禁止の処分を科したと発表した。

　鳥栖によると、この試合が終了したあと、スタンドから福岡の選手に対して中指を立てるという差別的・侮辱的行為が行われたという。この行為はＪリーグとクラブが禁止しているスタジアム内での行為であり、クラブは「Jリーグの理念に反しセキュリティ上見過ごすことのできない行為」と判断。違反者に対して、無期限の入場禁止処分を科した。処分対象は、鳥栖の全てのホーム・アウェーゲーム。

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　浦和でも同日、28日のアウェーでのヴィッセル神戸戦で、ピッチに向けて同類の行為を行った2人に対して、同じくクラブから無期限入場禁止処分を科している。