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【浦和】リカルド監督“ポゼッション勝負”と大分戦へ意欲。「私たちがボールを持てば、相手は保持できない」

大分戦に向けてオンラインによる記者会見で抱負を語った浦和のリカルド・ロドリゲス監督。協力:浦和レッズ

25日にホーム埼スタで対決。最終ラインへと引き出そうとするパス回しに注意を向ける。

[J1 11節] 浦和 – 大分/2021年4月25日16:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が4月23日、オンラインによる記者会見に臨み、25日の大分トリニータ戦に向けた抱負などを語った。スペイン人指揮官は両チームともにボールをポゼッションしながら隙を突く攻撃を特長としており、「どちらがボール保持で上回るのか」をこの試合のポイントに挙げた。

 3バックを基本布陣とするチームは北海道コンサドーレ札幌戦(△0-0)以来二度目となる。リカルド・ロドリゲス監督は「また特長の異なるチームとの対戦。相手が5バックになった時、どのようにこじ開けるのか、今はあまり言いたくはありませんが、戦術的なところで、また動きに違ったバリエーションを組み入れることは言えます。札幌はピッチ全体で1対1のマンマークをつけるやり方でしたが、戦術的にはまたちょっと違ったゲームになると思います」と、大分対策を施す考えを示唆した。

 その大分に対して、指揮官は次のような特長と対策を挙げていた。

「大分はポゼッションのチーム。GKが加わり最終ラインの形を変えながらビルドアップするチームです。そのように後方でつなぎながら、ラインの間にいるフリーの選手を探して、そこにボールを付けたりしてきます。スタッツを確認しましたが、やはりポゼッション率の高いチーム。ただ私たちがボールを持てば、相手は保持できないわけです。どちらがボールを保持するのか、それが試合のポイントになってくると思います」

 そのようにポゼッションの様々な面で上回ることで、ゴールと勝利を掴みたいと意欲を示していた。「影響力のある選手。ボールを持った時の質の高さを見せています」という興梠慎三のケガからの復帰など戦力も充実するなか、リーグ2試合ぶりの勝利を目指す。

 浦和は4勝2分4敗(8得点・13失点)の勝点14で10位。一方、大分は1勝2分6敗(5得点・14失点)の勝点5で18位。

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[取材・文:塚越始]

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