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『登録解除』報道に松井大輔が注目の発言、「これからどうなるかはわからないが」

横浜FCの松井大輔。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

トレーニングの写真とともに、「まだ何も決まってない」。

 ベトナムの複数メディアがこのほど同国1部リーグのサイゴンFCが、元日本代表の松井大輔、浦和レッズや松本山雅FCでプレーした高崎寛之の選手登録を解除すると報じた件で、松井が4月22日、自身のSNSのインスタグラム(アカウントは @matsuidaisuke_official)を更新して、練習に取り組む写真とともに次のようにメッセージを発信した。

「練習練習。
これからどうなるかはわからないがtrainingあるのみ。
まだ何も決まってない
#集中
#soccer
#training
#vietnam」

 ベトナムサッカーとサイゴンのために戦いたい。松井のそんな強い気持ちと決意も感じられる。

 ベトナム主要メディア『LAO DONG』は4月18日、サイゴンに所属する日本人選手二人と韓国人MFウ・サンホの外国籍選手3人を選手登録から除外、一方、クラブスタッフに回っていた苅部隆太郎氏が選手登録されることになったと報じた。

「Jリーグ路線」を打ち出したサイゴンだが、招へいされた前レノファ山口指揮官の霜田正浩監督は開幕から3連敗を喫して解任され、これまでリーグ3勝1分6敗(3得点・10失点)で14チーム中13位と低迷していた。昨年にはFC東京との提携も発表していた。

 これまでのリーグ戦の出場記録は、松井が6試合・0得点、高崎が4試合・0得点。

 ベトナムリーグは一巡目の対戦を終えて、選手登録期間に突入。3人が外され、フロントに入っていた28歳の苅部氏がチームのAFCカップに臨むため、改めて選手登録されるそうだ。さらにストライカーの獲得も検討しているという。

 果たして、どのような展開になるのか。南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で日本代表の主力としてベスト16に導いた40歳のMF松井だが、現役にこだわってきただけに、このまま終わることはないはずだ。

注目記事:サイゴンFCが松井大輔、高崎寛之を登録除外、日本人スタッフ現役復帰へ

[文:サカノワ編集グループ]

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