J1昇格の切り札!?高崎寛之が甲府にテスト参加「練習生・高崎って響き悪くないね」

クラブに感謝。「プロである以上今後はどうなるか分かりませんが…」

　果たしてJ1昇格への切り札となるか――。ベトナム１部サイゴンFCを退団したFW高崎寛之が、J2リーグのヴァンフォーレ甲府にテスト生として練習参加している。契約を勝ち取ることができるか!?

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、高崎の所属していたベトナムリーグはシーズン折り返しまであと１試合となるなかで活動休止に。感染症がさらに蔓延したため、そのままリーグ戦の中止が決定した。

　そのため元日本代表の松井大輔（→YSCC横浜フットサル）とともに退団することとなった高崎だが、このほど古巣である甲府の練習に参加。トレーニングマッチではゴールを決めているという。

　高崎は自身のツイッター（アカウントは @hiro19860317）で、次のように呟いている。

「練習生・高崎って響き悪くないね。 ヴァンフォーレ甲府で練習参加させていただいて本当に感謝しています。 プロである以上今後はどうなるか分かりませんが、持ち前の明るさと元気と燃えたぎる闘志で頑張ります！」

　そのようにチャンスを与えてくれた古巣に感謝し、１日１日に全力を費やしているということだ。

　Ｊリーグではフリートランスファーの選手獲得は、10月１日まで可能となっている。甲府はJ1昇格圏２位のジュビロ磐田とは９ポイント差で、残り12試合（42試合中）。今後はより勝点３を多く積み重ねていくことが求められる。その切り札として、J2リーグ通算68ゴールを決めている高崎を獲得することはあるのか――。

　水戸ホーリーホック、浦和レッズ、鹿島アントラーズ、徳島ヴォルティス、松本山雅FC、FC岐阜などでも活躍してきた。35歳のストライカー高崎が再び這い上がろうと、必死に戦っている。

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[文：サカノワ編集グループ]