前・浦和の西野努氏、横浜F・マリノスのSD就任正式決定「今まで以上に多くの人々に幸せを提供していきたい」
西野努氏。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
すでに8月から「City Football Group」の一員に。
J1リーグの横浜 F・マリノスは11月3日、2025シーズンから西野努氏 (Tsutomu NISHINO) が強化責任者にあたるスポーティングダイレクター(SD)に就任すると発表した。今年4月には浦和レッズのテクニカルダイレクターを退任していた。
西野氏は1971年3月13日生まれ、53歳。奈良県出身。奈良高校 – 神戸大学 – Liverpool University Football Industries MBA。今年8月からすでに「City Football Group」に加わっていた。また、2019年12月から2024年4月までは、浦和のTDを担当していた。現役時代は浦和で1993年から2001年までプレーしている。
西野氏は次のように横浜FMを通じてコメントしている。
「マリノスファミリーの皆さま、はじめまして。2025 年シーズンよりスポーティングダイレクターに就任することになりました西野努です。横浜F・マリノスが紡いできた歴史、伝統を基盤として、より魅力的かつ強いチームづくりをし、今まで以上に多くの人々に幸せを提供していきたいと思っております」
アンジェ・ポステコグルー監督時代から続いたオーストラリア指揮官の路線は、ひとまず方向転換のタイミングを迎えている。アンジェが築いたアタッキングフットボールのスタンスは継続されると見られるが、果たして、どのような体制・選手を迎え入れていくのか。
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西野氏はすでにイングランドにわたって知見を深めており、シティグループとの間で、どのように横浜FMが新たな道へと進むのか注目される。