【天皇杯決勝】宮本恒靖会長「どちらのチームにも思い入れ」、両クラブに所属…神戸がG大阪を下し二度目の戴冠
宮本恒靖会長から神戸のキャプテン山口蛍に天皇杯が渡された。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
能登半島から来た子ども達がサポート。
[天皇杯 決勝]G大阪 0–1 神戸/2024年11月23日14:00/国立競技場
第104回 天皇杯決勝、ヴィッセル神戸が宮代大聖のゴールでガンバ大阪に1-0の勝利を収め、2019年度の99回大会以来となる5大会ぶり二度目の優勝を果たした。
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が試合後、JFAを通じてコメントを発表した。
「両チームがタイトルをかけてフェアに戦った決勝だったと思います。自分としてはどちらのチームにも思い入れがあります。
勝ったクラブの皆さんには心から祝福をお伝えしたいと思いますし、残念ながら敗れてしまったクラブの皆さんにはまた次に向けて頑張って欲しいと思います。
今回の天皇杯決勝では能登半島から来た子どもたちに様々なシーンでお手伝いをいただく場を作ることができました。国立競技場での子どもたちの表情からは、普段とは違う特別な感情があるように感じました。
今日の活動を通じて子どもたちが地元に何かを持ち帰ってくれることを願っています。復興支援はフェーズによっていろいろなサポートの形があると思います。
JFAとして地域の皆さん、地域のサッカー協会の皆さんと一緒になってこれからも取り組んでいきたいと思います」
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そのようにG大阪、神戸の両クラブで現役時代にプレーしている宮本会長は、少し複雑な気持ちだったようだ。