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【移籍】横浜F・マリノスがチュニジア代表FWアモール・ラユーニと「交渉中」

ウェスタン・シドニー時代のアモール・ラユーニ。(Photo by Brendon Thorne/Getty Images)

シティグループのニューヨーク、メルボルンと競合。

 J1リーグ横浜F・マリノスが来季2025シーズンに向けて、スウェーデン1部BKヘッケンに所属するチュニジア代表FWアモール・ラユーニ(Amor Layouni)の獲得を目指しているという。

 32歳のラユーニは191センチある大型の右利きのウインガーで、右サイドを主戦場に左サイドにも対応できる。これまでエジプト1部ピラミッズFC、オーストラリアAリーグのウェスタン・シドニーなどに所属し、2023年7月にノルウェー1部ヴォレレンガ・フォトバルから加入しヘッケンでプレーしている。

 今季2024-25シーズンはこれまでリーグ19試合・6得点・2アシスト、UEFAカンファレンスリーグ予選5試合・4得点・1アシストと、公式戦通算24試合・10得点・3アシストを記録。チュニジア代表としても9試合・1得点で、直近のアフリカネイションズカップ予選11月シリーズの2連戦にも出場している。

 スウェーデンメディア『FD』は12月2日、「ヘッケンのスターが広範囲の前線から狙われている」と題したレポートを掲載。「ラユーニは、いくつかの海外クラブと交渉中だ」として、ニューヨーク・シティ、メルボルン・シティ、そして日本の横浜F・マリノスと、いずれもシティグループの3クラブ獲得に乗り出していると報じた。さらにスウェーデンのトップクラブも関心を示しているそうだ。

 ヘッケンとは2026年まで契約を結んでいて、移籍相場価格は300万クローネ(約4000万円)から500万クローネ(6800万)と見られるという。

 横浜FM自慢のブラジル人3トップは爆発力もある一方、近年は連戦の影響もあってかパフォーマンスが不安定な時期もあった。そこにラユーニを加えることになるのか。

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 確かに横浜FMにとって、「高さ」は課題でもあった。リーグタイトル奪還とACLエリート制覇へ、補強ポイントと合致しそうだが……。