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イニエスタが将来について語る「指導者ライセンスを取ることも考えている」

家族とともに記念撮影するイニエスタ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

チャビとの久々共演には「我々が築いてきたこと、コンビネーションをプレーしながら思い出すことができた」。

 FCバルセロナとヴィッセル神戸などで活躍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの引退試合『エル・クラシコ in 東京/EL CLASICO IN TOKYO』FCバルセロナ・レジェンズ – レアル・マドリード・レジェンズの一戦が12月15日に味の素スタジアムで開催され、バルサレジェンズがハビエル・サビオラの得点とイニエスタのクロスからのオウンゴールで2-1の勝利を収めた。

 イニエスタは試合後の取材で、「日本のファンにとって素晴らしいゲームになったと思います。ゲームの中で起こり得るあらゆるプレーをレジェンドの選手たちが見せてくれました。この試合に満足して帰っていただければ、大変嬉しく思います」と頷いた。

 日本では2018年から昨年の夏まで5年間にわたって神戸に在籍し、初の主要タイトルである天皇杯をもたらし、今季のリーグ連覇&天皇杯との2冠を成し遂げた黄金期の礎を築いた。

「日本におけるサッカー人生は非常に素晴らしいものになりました。また、それとは別に家族との時間を含めて、素晴らしい歳月でした。その日本に再び戻ることができて、本当に満足しています」

 またチャビとの久々となる”共演”には、「9、10年ぶりの再会で、当然前ほどのレベルではありませんが、我々が築いてきたこと、コンビネーションはプレーしながら思い出すことがありました。素晴らしい時間でした」と嬉しそうに語った。

 そしてイニエスタは今後のキャリアを問われると、「サッカーには携わっていきたい」と答えた。

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「私の現役のサッカーキャリアは終わりましたが、時間は止まりません。これからもサッカーに関わり続けたいと思っています。今から指導者ライセンスを取ることも考えています。自分のキャリアはどこへ進むのか、時間とともに見守りたいです」

Posted by 塚越始