サラーがXマスにまつわるプレミアリーグ新記録達成! リバプールがポステコグルーのトッテナムから大量6ゴール。日本代表の遠藤航は…
リバプールのサラーが2ゴール・1アシスト!(Photo by Alex Pantling/Getty Images)
マック・アリスターは今季初ゴール。
[プレミアリーグ 17節]トッテナム 3-6 リバプール/2024年12月23日(現地22日)/トッテナム・ホットスパー・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ17節、リバプールFCがモハメド・サラーの2得点・2アシストなど、トッテナム・ホットスパーFCからアウェーで6-3の勝利を収めて、首位をキープしている。遠藤渡はベンチス入りしたものの、出場機会を得られなかった。
両チームともにミッドウィークのカラバオカップ準々決勝を挟んでの連戦に(準決勝で両者の対戦が決定)。いずれもピッチを広く使ってのビルドアップからの崩しを特長とするが、ハイプレスの迫力はレッズが上。スパーズとしては、その背後をソン・フンミンを活用して突く狙いだった。
だがリバプールのプレッシングがハマり、トッテナムにボールを持ち運ばせない。アウェーチームは立ち上がりからチャンスを作っていき、23分、モハメド・サラーのピンポイントクロスに、ルイス・ディアスがヘッドで合わせて先制する。
さらに36分、ゴール前の空中戦での混戦から、最後はマック・アリスターがヘッドで押し込む。これが今季リーグ戦での初ゴールに。
元横浜F・マリノス指揮官であるアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムも反撃。41分、敵陣ビルドアップでのマック・アリスターの一瞬のミスを見逃さずボールを奪い切り、ジェームズ・マディソンが決める。
ここで一時1点差となったが、まさかの展開に――。
前半終了間際にはドミニク・ソボスライが決めて、再びリバプールが2点差とする。
後半もリバプールの勢いは止まらない。牙をむいたサラーが2ゴールを奪取! 試合を決定づけ、さらにダメを押すチーム5点目を叩き込んでみせた。
サラーはディアスの2点目もアシストして、15得点・11アシスト。得点ランキングでは、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドの13得点を上回り単独1位に立った。
また、クリスマス前にプレミアリーグで二桁ゴール&二桁アシストを記録したのは史上初ということだ。
一方、トッテナムも73分にデヤン・クルゼフスキのボレー、さらに83分にドミニク・ソランケの一撃で返したが、内容的にも力の差を見せ付けられた。
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試合は6-3でリバプールが勝利を収め、勝点を39に伸ばした。1試合消化の少ない2位チェルシーFCとは4ポイント差だ。