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【移籍】アル・ヒラルのターゲットはモハメド・サラー。「有力候補」ネイマール退団で新エースに!?

リバプールのサラー。(Photo by Jan Kruger/Getty Images)

クラブW杯に向けた目玉選手として。

 サウジアラビア1部アル・ヒラルが今年の夏、2025-26シーズンに向けてイングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属するエースのモハメド・サラー(Mohamed Salah)の獲得を検討している。

 アル・ヒラルは先日、ネイマールとの契約解除を発表。今季わずか2試合、41分しか出場しなかったブラジル代表の『10番』は、負傷から復帰したものの、ジョルジェ・ジェズス監督からは戦力外に。2025年夏に契約満了を迎える予定でもあったため、半年間の年俸減額を飲んで、古巣サントスに加わることが決定的となっている。

 そうしたなか『テレグラフ』は1月28日、「リバプールを去る場合、サラーがアル・ヒラルの有力候補に」と題したレポートを掲載。「アル・ヒラルとネイマールの契約は今夏のクラブ・ワールドカップのあと満了を迎える予定だった。しかし彼の退団により、チーム内に目玉選手を獲得する余地と資金が生まれた」として、その資金を生かし、現在サウジアラビアリーグ首位を走る強豪はサラー獲得に本腰を入れると報じた。

 過去にもサウジアラビアへの移籍が噂されてきたサラーだが、同メディアによると、アル・ヒラルの他にも、クリスチアーノ・ロナウドの所属するアル・ナスル、アル・アハリ、アル・イテハドが獲得に乗り出しているということだ。

 しかも今年はクラブW杯に向けて、6月1日から10日まで例外的な移籍ウインドーが設定されている。そのあと6月12日から全チーム対象のマーケットが開くだけに、アル・ヒラルは先にサラーを狙いたいというプランを企てているそうだ。

 アルネ・スロット監督のもと完全復活を遂げた32歳のサラーは今季これまで、プレミアリーグで22試合・19得点・13アシストという凄まじい爆発力を発揮し、首位を走るチームの原動力となっている。リバプールとあと1年契約を延長すると噂されるが、敬虔なイスラムでもあり、サウジアラビア行きも有力な候補だとも言われる。

 むしろネイマールがサウジを去ったことで、サラーのアル・ヒラル行きは、より現実味を帯びてきたと言えるか――。

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 アメリカで開催されるクラブW杯には、日本から浦和レッズが唯一出場する。アル・ヒラルはレアル・マドリードと同組になっている。