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【富士フイルム スーパーカップ】広島スキッベ監督が神戸との一戦へ抱負「団結力、全員で戦う姿勢を見てもらいたい」

広島のスキッベ監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

準備期間が短くなり、選手層にやや不安。

[スーパーカップ]神戸 – 広島/2025年2月8日13:35/国立競技場

 Jリーグの開幕を告げる『FUJIFILM SUPER CUP 2025』ヴィッセル神戸 – サンフレッチェ広島の一戦が2月8日、国立競技場で開催される。広島のミヒャエル・スキッベ監督が6日、オンラインによる公式記者会見に臨んで、この一戦に向けて抱負を語った。 

 2022年から率いて就任4シーズン目になる59歳のドイツ人指揮官は、「この大会に出られることを非常に嬉しく思い光栄です。リーグとカップのタイトルを獲得した神戸とこうして対戦できることを楽しみにしています」と語った。

 そしてこの一戦に向けて、広島の「団結力、全員で戦う姿勢を見てもらいたい」と意気込む。

「神戸は強い相手であり、リスペクトする気持ちを持ったうえで、そういったところを出していきたいです」

 広島はこのスーパーカップを経て、AFCアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)ノックアウトステージ(ナムディンFCとのアウェー&ホーム)とJ1リーグ(FC町田ゼルビア、横浜F・マリノス)という、いきなり重要な試合が続く連戦に突入する。

 今シーズンは準備期間が、これまでの6週間から4.5週間と短くなった。そして夏に続いて冬も選手の入れ替えが起こった。

「ストライカー3人、オフェンシブなエセキエルが退団し、新たに加わったのフォワードは一人という状況です。長いシーズンに向かうなか、選手数自体が減っており、この1試合でシーズンを占うのは難しいですが、まず自分たちらしさをしっかり見せて戦いたいです」

 スキッベ監督はそのように若干の不安要素を上げていたが、シーズンを戦いながら、チーム力を高めてタイトル獲得を目指していく。

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 広島は2025-26シーズンのACLエリートの出場権も獲得していて、一段とハードな日程が待っている。まさにチームの団結力と結束が問われ、全体でレベルアップしていきながら、悲願であるタイトル獲得につなげたい。