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ウズベク戦のパス数1位は青山敏弘。離脱だと日本に痛手か

図1)日本対ウズベキスタン戦。青山敏弘が放ったパス65本を図にしたもの(攻撃方向→)。データ:AFC

グループリーグ最終戦、ピッチに万遍なく配球。流れを変えた、まず”前を向く”姿勢。

[アジアカップ ラウンド16] 日本- サウジアラビア/2019年1月21日(日本時間20時)/シャルジャ・スタジアム

 日本代表が1月21日、決勝トーナメント1回戦でサウジアラビア代表と対戦する。グループリーグで日本はF組3連勝で1位通過、サウジアラビアはB組2勝1敗の2位通過。

 オマーン戦から先発10人を入れ替えたグループリーグ最終のウズベキスタン戦は、1点先制されたことで目が覚めて、その後は激しい攻防を展開。ミスをしても全員でカバーし合い、球際でも強さを発揮して、2-1の逆転勝利を収めてみせた。

 この試合でチーム最多のパス65本を放ったのが、ボランチの青山敏弘だった。日本のパス数ランキングを見てみよう(AFCまとめ)。

日本対ウズベキスタン戦
▽日本のパス数ランキング

順位 選手名  パス本数
1位 青山敏弘 65本
2位 塩谷 司 57本
3位 三浦弦太 41本
4位 佐々木翔 36本 
5位 乾 貴士 35本 
6位 槙野智章 32本
7位 室屋 成 24本 
8位 伊東純也 23本 
9位 武藤嘉紀 22本
10位 北川航也 14本
11位 シュミット・ダニエル 9本

 図1のように、ピッチを広く使って満遍なく配球していた。また、完全に下げるバックパスがほとんどなかったところにも注目したい。

 先に失点したことによりアグレッシブに戦った展開も関係している。ただ青山らしい、決して相手に弱気を見せない姿勢が、パス数と1本1本の「矢印」にメッセージとして込められている。その想いもまた逆転勝利をもたらした、要因の一つに挙げられる。

 しかし、青山は右ヒザに違和感を覚え、19日の全体練習を外れている。21日のサウジアラビア戦に出場できるかは微妙だ。さらにその先の試合も出場できるか不透明である。

 グループリーグ1、2戦に漂っていた日本代表の乗り切れない流れを、少し払拭できたウズベキスタン戦。その中心にいたのが青山だっが。彼が戦線から離脱するようだと、実は日本にとって痛手になるか。

 再び流れを変えたい時、状況を打破したい時、来月33歳になる”職人”のひと仕事が必要とされるはず。そして彼が示した”まず前を向こうとする”姿勢もまた、中盤の選手は汲み取り、ここから続く厳しい戦いに生かしたい。

文:サカノワ編集グループ

 

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