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U-20日本代表、イランとのPK戦を制しU-20W杯出場権獲得。豪州、サウジアラビアも切符を掴む

日の丸 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

最後のアジア枠を懸けて、韓国とウズベクが対戦。

[U-20アジア杯 準々決勝] 日本代表 1(1-1、0EX0、4PK3)1 イラン代表/2025年2月23日/深圳ユーストレーニングセンタースタジアム

 中国U-20アジアカップ準々決勝、U-20日本代表がU-20イラン代表との一戦、延長120分間を1-1で引き分けたあと、PK戦を4-3で制して、今夏開催されるチリU-20ワールドカップ(U-20W杯)の出場権を獲得した。

 日本は開始早々の5分、オフサイドではないかという微妙な判定だったが、イランの『10番』レザ・ガンディプールに先制点を決められてしまう。

 それでも30分、日本は法政大学の小倉幸成がミドル弾を沈めて同点に追い付く。

 そのあとは日本が優位に試合を進めたが、決定機をことごとく止められてしまう。そして延長120分を終えても1-1のドローに――。

 決着はPK戦に委ねられ、先攻のイランは日本の守護神であるGK荒木琉偉(ガンバ大阪)を前に最初の2人が失敗し、後攻の日本は一人が止められてしまう。

 それでも最後の5人目、キャプテンの市原吏音が冷静にキックを沈めて成功。このPK戦を4-3で制して、U-20W杯の出場権を獲得した。

 シュート数は日本が23本、イランが9本。枠内シュートは日本11本、イランが1本だった。

 日本は2月26日20時30分から、準決勝でU-20オーストラリア代表と対戦する。

 U-20W杯のアジアの出場権は、日本、オーストラリア、サウジアラビアが獲得している。最後の出場権を懸けて、このあと20時30分から、U-20韓国代表とU-20ウズベキスタン代表が対戦する。

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 U-20W杯のアジア予選となるこの大会、アジア(AFC)は「4枠」。この準々決勝で勝つと出場権を得られる一方、負ければまさに万事休すで出場権を失うという大一番だった。