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FC東京とG大阪の元エース ルーカスの19歳息子ペドロ・セヴェリーノさん「脳死判定の手続き開始」

レッドブル・ブラガンティーノのユースチームと契約を結んだペドロ・セヴェリーノさん。※自身のインスタグラム(pedrao_05)より

ブラジルの高速道路で、助手席に乗っていた乗用車がトラックの荷台と衝突。

 FC東京とガンバ大阪のエースとして活躍したルーカスの息子である19歳のペドロ・セヴェリーノ(Pedro Severino)さんが3月4日、ブラジルのサンパウロ州アメリカーナ付近の高速道路で乗用車に乗っていたところトラックとの衝突事故により頭部を負傷し、現地メディアは「脳死判定の手続きを開始した」と報じた。ペドロさんは助手席に乗っていた。

 ブラジルメディア『グローボ』によると、レッドブル・ブラガンティーノのユースチームと契約を結んだペドロ・セヴェリーノさんの乗っていた車が同日早朝5時過ぎ、高速道路でトラックの荷台と衝突する事故を起こした。ペドロ・セヴェリーノさんはアメリカーナのワルデマール・テバルディ市立病院に搬送されて、手術を受けたものの、極めて厳しい状態にあるという。

 同メディアによると、病院は脳死判定の手続きを開始。1時間ごとに臨床検査や呼吸検査を行っていく。最大で24時間をかけて判定される。

 車に一緒に乗っていたチームメイトである18歳のMFペドロ・カストロは数か所の打撲などを負ったものの、同日夕方に退院している。

 ペドロ・セヴェリーノさんは助手席、ペドロ・カストロは後部座席に乗っていた。

 ペドロ・セヴェリーノさんは先日、ボタフォゴU-20からレッドブル・ブラガンティーノのユースチームへの期限付き移籍を発表していた。これまですでにプロデビューも果たしていて、将来の活躍が有望視されていた。

 父親であるルーカス・セヴェリーノさんはFC東京のエースとして2004年のクラブ初の主要タイトルとなるナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)制覇に貢献。その後、ガンバ大阪でもエースストライカーとして活躍した。

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 一度ブラジルに復帰したあと、再びFC東京でプレーして現役を引退した。現在は46歳。