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【G大阪】獲得決定のヒュメット、移籍について相談していた日本人選手とは?「たくさん質問したよ」

デニス・ヒュメットの移籍を伝え、感謝を伝えるユールゴーデンIFの公式サイト。

「生活することに興味ある国だという点を考慮していました」

 J1リーグのガンバ大阪は3月8日、スウェーデン1部ユールゴーデンIFに所属していたFWデニス・ヒュメット(Deniz Hummet)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「23」。

 ヒュメットは1996年9月13日生まれ、スウェーデン出身の28歳。189cm・82キロ。 ユールゴーデンは公式サイトで、この移籍の経緯などを詳しく伝えるとともに、ヒュメットの功績をたたえている。

 ユールゴーデンの公式サイトによると、ヒュメットはビザの問題や手続きにより、移籍決定の発表まで時間が掛かったそうだ。また、チームメイトだった日本人選手の小杉啓太に「彼にたくさん質問をしたよ。彼は良いことしか言わなかった。何よりケイタ自身も素晴らしい人だからね」と、世代別日本代表に選ばれる18歳のサイドバックから様々なな情報を得たという。

「色々挑戦するため、生活することに興味ある国だという点を考慮していました。最も重要ではないかもしれませんが、それもまた決断した一部でした。そして日本代表の好成績を見れば、日本サッカーは大きく発展してきたと思います。何かエキサイティングなことが起こっているような気がしました。もちろん経済的な側面も考慮に入れられています」

 そのように未知なる国でチャレンジしたいと、このガンバへの移籍を決断したそうだ。

 一方、そうした小杉からの情報などをもとに、ガンバサポーターへ、次のように決意を示している。

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「ガンバ大阪に関わる皆さん、こんにちは。自分にとって新しい冒険が始まることを楽しみにしています。このエンブレムのために、ガンバ大阪のために、僕の全てを出し切って皆さんと一緒に喜び合いたいと思います。ガンバ大阪というクラブは素晴らしいスタジアムを持ち、歴史のあるビッグクラブだと感じています。これから皆さんとお会いできることを楽しみにしていますし、ゴールを量産してチームのために一生懸命頑張ります」