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【鹿児島ユナイテッド】有印私文書偽造の疑いで書類送検、徳重代表が謝罪し経緯説明「登記手続きに不備があったと指摘された」

鹿児島ユナイテッドのエンブレム。(C)SAKANOWA

「すでに誠実に対応しており、今後も丁寧に対応して参ります」

 J3リーグの鹿児島ユナイテッドFCは3月11日、徳重剛代表が理事の退任について有印私文書偽造の疑いで書類送検されたという同日の報道を受けて、公式サイトで謝罪するとともに経緯などを伝えた。

 クラブは「本日、一部報道において、弊クラブ代表の報道がなされております。この件について、下記の通り報告させていただきます。スポンサー企業の皆様、ファン・サポーターの皆様、地域の皆様をはじめ、クラブを支えてくださるすべての方々に多大なるご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。そのうえで次のように伝えている。

「今回報じられた鹿児島ユナイテッドFCに関連のある一般社団法人については、2020年に法務局の指摘により、2015年から同社の理事の就任や退任の登記手続きが更新されていなかったことが判明していました。

 もともと、同社の理事の就任・退任については、鹿児島ユナイテッドFCを運営する株式会社の役員と理事を整合させるという共通認識のもと行うことになっていたことから、2017年に任期満了による退任となる理事について、2016年に辞任という登記手続きを2020年に遡って行いました。

 しかし、今回、その際の本人への確認不足等により登記手続きに不備があったと指摘されたという内容です。

 なお、当該理事については勤務実態がありませんでした。

 捜査等につきましては、すでに誠実に対応しており、今後も丁寧に対応して参ります。今後も専門家等の助言を頂きながら再発防止に努めて参ります」

 また、徳重代表はエックス(@tsuyopone)でも「ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。捜査等につきましては、すでに誠実に対応しており、今後も丁寧に対応して参ります」と言及している。

 他人名義の印鑑を使って文書を作成されたと報じられているが、そういった具体的な点には言及されていない。

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 鹿児島は今季リーグ戦、2勝1分1敗の勝点7で2位と好スタートを切っている。