【バイエルン】トーマス・ミュラーの今季限りでの退団を正式発表。送別試合を計画、クラブW杯が最後の大会に「25年間で33のタイトル獲得」

ブンデスリーガ＆CLの2冠を誓う「私が去る時に望むことは明らか。それは一緒にタイトルを祝うこと」。

　ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンは4月5日、ドイツ代表FWトーマス・ミュラー（Thomas Mueller）が今季2024-25シーズンで契約満了に伴い退団すると正式に発表した。

　クラブは「 FCバイエルンとトーマス・ミュラーが共に過ごした時間を終える。世界チャンピオン、二度の三冠達成、様々なレコードを持つ男――。FCバイエルンとトーマス・ミュラー（35）は今夏、25年間で合計33のタイトルを獲得したこのチャンピオンのユニフォームを着たキャリアに終止符を打つことを互いに決めた」と発表した。

　オーバーバイエルン州ペル出身のミュラーは2000年、10歳でバイエルンのアカデミーに入団。その後トップチームに昇格し、公式戦743試合出場というクラブ記録を作った。

　このクラブにとっても大きな財産だったミュラーの素晴らしいキャリアをたたえて、チーム主催の送別試合で“祝福する”予定だ。そして6月15日から7月13日までアメリカで開催されるクラブ・ワールドカップ（クラブW杯）に、最後の大会として臨むことで合意した。

　トーマス・ミュラーはバイエルンを通じて、次のようにコメントしている。

「FCバイエルン・ミュンヘンの選手としての25年間、この夏に終わりを迎えることになりました。それは、ユニークな経験、素晴らしい出会い、そして忘れられない勝利に彩られた、信じられないほどの旅でした。愛するクラブでこのキャリアを追求できたことに、私は大きな感謝と喜びを感じています。

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　クラブと素晴らしいファンとの特別なつながりは、これからもずっと残ります。私が去る時に望むことは明らかです。それは一緒にタイトルを祝うこと。これからずっと懐かしく思い出される瞬間になります。私たちはここから全力を尽くして、マイスターシャフトをミュンヘンに持ち帰り、そしてホームで待望の決勝戦に臨みましょう。一緒に頑張ろう」