【移籍】クラブW杯浦和戦には? アーセナルがインテルのラウタロ獲得へ破格「240億円」準備か。完全復活、鈴木彩艶と対決
パルマの鈴木彩艶とも対決したインテルのラウタロ・マルティネス(右)。写真:アフロ
CLバイエルンとの対戦を前にケガからカムバック。
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが2025-26シーズン、セリエAのインテル・ミラノに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)の獲得に乗り出している。覇権奪還に向けて、トップクラスのストライカーの補強は命題であり、1億5000万ユーロ(240億円)を準備しているというのだ。
インテルは目下セリエAの首位に立っている。日本時間明日早朝にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第1戦で、FCバイエルン・ミュンヘンとアウェーで対戦する。さらにコッパ・イタリアと合わせて3冠獲得の可能性を残している。
現在の世界最強ストライカーの一人に挙げられる27歳のアルゼンチン代表FWは、今季これまでセリエA28試合・11得点・5アシスト、公式戦通算40試合・18得点・6アシストを記録。先日ハムストリングスを傷めて戦線から一旦離脱したが、6日に鈴木彩艶の所属するパルマ・カルチョ1913戦(△2-2)では3-5-2のFWで先発復帰を果たした。
注目されるのが、ラウタロがプレミアリーグへ旅立つかどうかだ。
『BBC』では以前から、アーセナルがラウタロの獲得に向けて、1億2000万ユーロ(192億円)を用意していると報じていた。そうしたなか『Fichajes』は4月8日、さらに上乗せして1億5000万ユーロで獲得に乗り出すと伝えている。
ラウタロは2029年6月までインテルと契約を結んでいる。とはいえ、この額が提示されれば、「拒否はできない」と見ている。ラウタロは現在、とにかく目の前の戦いに集中しているという。ただ、同メディアは「この数週間で一気に話が進展するかもしれない」とも推察している。
インテルは今夏アメリカで開催される新方式になるクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)のグルプステージ第2戦で、浦和レッズと対戦する。
ラウタロはFIFAの公式インタビューで、この大会でインテルを世界一に導くことを目標にしていると語っている。
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ただ……もしも早い段階で移籍が決まることになれば(あるいは内定すれば)、浦和戦でスーパーエースが不在になる。