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柏木陽介が今季での引退発表。浦和にACLと天皇杯をもたらす、阿部勇樹からキャプテン継承

ACLの大会MVPを獲得した柏木。写真:徳原隆元

「かけがえのない最高のサッカー人生でした」

 J3リーグのFC岐阜は11月1日、元日本代表MF柏木陽介が今シーズン限りで現役引退すると発表した。

 柏木は1985年12月15日生まれ、35歳。これまでのキャリアは、御津スポーツ少年団 ― 御津中学校 ― サンフレッチェ広島ユース ― サンフレッチェ広島 ― 浦和レッズ ― FC岐阜。

 通算記録はJ1リーグ392試合出場・56得点、J2リーグ31試合・4得点、J3リーグ59試合・1得点、ルヴァンカップ51試合・6得点、天皇杯33試合・3得点、ACL33試合・2得点、クラブ・ワールドカップ2試合・1得点。日本代表11試合・0得点。浦和時代には2017年にAFCアジア・チャンピオンズリーグ優勝に貢献、翌年には阿部勇樹からキャプテンを継承して天皇杯制覇を成し遂げた。

 今シーズンはこれまでリーグ22試合に出場している。柏木はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「私、柏木陽介は2023シーズン限りで引退することを決断いたしました。プロサッカー人生18年。こんなにも長くサッカー選手を続けられたことは感謝しかありません。

 サンフレッチェ広島、浦和レッズ、FC岐阜。全てのチームに感謝です。サンフレッチェ広島はプロサッカー選手としての幹を作り、育ててくれた場所。浦和レッズはプロの厳しさ、そして最高の喜びを教えてくれた場所。FC岐阜は自分をもう一度サッカー選手として迎え入れ、しっかりと前を向かせてくれた場所。自分にとって全てが感謝でしかありません。サッカー選手、柏木陽介に携わってくださった全ての皆様にありがとうを伝えたいと思います。

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 かけがえのない最高のサッカー人生でした。心からありがとうございました。残りわずかとなりましたが、今シーズン、最後までチームのために全力で戦います!」

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