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【移籍】ハーランドがレアル・マドリードの「ターゲットに」。もしも、ヴィニシウスのサウジ行きが実現すれば

マンチェスター・シティのハーランド。写真:AP/アフロ

『スカイ』のレポーターが、仲介人やクラブ幹部の話として伝える。「サウジアラビアは今夏、あきらめていない」

 具体名は分からないがサウジアラビアリーグのクラブが2025-26シーズンに向けた今夏の移籍マーケットで、スペイン1部レアル・マドリードに所属するヴィニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)の獲得をあきらめていないという。しかも、もしもこの究極と言えるディールが実現した場合、レアル・マドリードが“穴埋め”に、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するアーリング・ハーランド(Erling Haland)の補強に動く可能性があるというのだ。

 果たして、そんなスーパースターの大移動が起こるのだろうか。

『スカイ』のレポーターであるフロリアン・プレッテンベルク氏が4月13日、自身のエックス(@Plettigoal)でポストし、話題を集めている。レアル・マドリードとつながりのある複数の代理人(仲介人)やクラブ幹部の話として、「サウジアラビアは今夏、ヴィニシウスの獲得が完全に不可能ではないと理解している。サウジアラビアはこの超大型移籍を夢見ている」とポストしたのだ。

 ヴィニシウスとレアル・マドリードの契約は2027年6月まで。24歳のブラジル代表アタッカーはレアル・マドリードからの延長オファーを昨年9月、一度断ったと現地で報じられている。キリアン・エムバペの加入によりパワーバランスの微妙な変化が生じたなか、最低でもエムバペの1500万ユーロ(約24億円)に匹敵する、あるいはそれ以上の年俸を要求していると言われる。ただし、サウジアラビアからは10年契約10億ユーロ(1600億円)という、とんでもないダイナマイトメガオファーが届いているとも噂される。

 しかも、もしもヴィニシウスがサウジ行きを選択した場合、同氏によると、ハーランドが「レアル・マドリードのトップターゲットになるだろう」というのだ。

 エムバペとヴィニシウスは本来のメインポジションも左ウイングで被るだけに、なんとなくそれぞれ居心地の悪さも感じられつつある。二人が組む2トップは脅威だが、チーム全体のバランスが保たれにくいなど弊害も生じている。いずれにせよ、二人の特長を最大限に発揮する最適解を見出せずにいる。

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 サウジサイドから、何かしら具体的な動きがあるのか。アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウドもキーマンにもなり得そうで、ここからしばらく注目が集まる。