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平日デイゲームで大一番、島田芽依が劇的ドロー弾! 浦和L 1-1 ベレーザ【WEリーグ】

90+2分、浦和が島田芽依のゴールで、と弾場に追い付いてみせた。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

樋渡百花が試合終盤に先制したが――。

[WEリーグ 15節] 浦和 1-1 ベレーザ/2025年4月16日/浦和駒場スタジアム

 WEリーグ15節、三菱重工浦和レッズ – 日テレ・東京ヴェルディベレーザの上位対決、90+2分の島田芽依の劇的ゴールで、上位対決は1-1で引き分けた。

 WEリーグの優勝を争う大一番、AFC女子アジア・チャンピオンズリーグ(女子ACL)との兼ね合いで、平日デイゲームに組まれた。

 立ち上がりはベレーザ、前半途中からは浦和が主導権を握る。途中からはホームゲームが幾度となくゴールに迫ったが、得点ならず……。

 浦和は何度か決定機を作ったが、青木夕菜のスーパークリアなどにあい、ゴールを崩し切れない。

 すると84分、左クロスに樋渡百花が合わせて、ベレーザが均衡を破る。

 しかし……。前掛かる浦和が底力を見せる。試合終了間際の90+2分、FW起用の高橋はなが起点になり、右サイドバックの遠藤優がオーバーラップ。なでしこジャパンコンビが打開し、その折り返しを島田芽依が合わせると、ディフレクションを起こしてゴールネットを揺らした。

 この直後に試合終了、浦和が土壇場で1-1に追い付いてみせた。

 勝ったほうが首位に立つという一戦、浦和の劇的ドロー劇で引き分けた。WEリーグは全チームが17試合を終えて、ベレーザがINAC神戸レオネッサと勝点39で並び、得失点差で上回り首位に立った。浦和Lは勝点38で3位に。

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 観客数は2020人だった。

ベレーザは痛恨のドローに…。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA