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【移籍】リバプールが三笘薫を獲得へ「長年にわたりリサーチ」。実現への条件とは?

三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ブライトンが設定する移籍金は「151億円」か。

 イングランド・プレミアリーグの首位に立つリバプールFCが2025-26シーズンに向けて、同リーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF三笘薫(Kaoru MITOMA)の獲得に興味を示している。リバプールは「長期間にわたりリサーチしてきた」とされるが、実現にはいくつかの障壁を超えなければならない。

 三笘とブライトンの契約は2027年6月まで。両者の関係は良好であり、さらに契約を延長するという話も聞かれる。

 一方、『チーム・トーク』は4月14日、現在リーグ9位のブライトンが来季のヨーロッパカップ戦の出場を逃した場合、多くの主力が売却されるだろうと見ていて、その候補の一人が三笘だという。

 ただし、ブライトンは三笘の移籍金(契約解除金)を8000万ポンド(約151億円)に設定。リバプールが獲得に動いた場合、この“価値”が高い壁になるということだ。

 さらに、サウジアラビア1部アル・ナスルも今年1月に続いて、三笘の獲得を目指していて、8500万ポンド(約160億円)という破格の条件を準備していると言われる。同メディアによると、冬には興味を示さなかった三笘サイドだが、現在は耳を傾けるようになってきたということだ。

 また、リバプールはニューカッスル・ユナイテッドFCのアレクサンデル・イサクの獲得を検討していると言われる。三笘獲得のプロジェクトは、補強ポイントの優先順位にも関わってくる。モハメド・サラーの残留が決まった一方、ルイス・ディアスに移籍の噂が出ている。そのあたりのアタッカー陣の戦力バランスもポイントになってくる。

 今回の記事では具体性を欠く。実際のところ、リバプールが獲得へ本腰を入れようとしているのかは見えてこない。とはいえ、レッズを含むプレミアリーグ上位陣が“ミトマ”に注目しているのは事実だろう。

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 まずブライトンが三笘を放出する意思は基本的にはない。このまま一蓮托生のストーリーが描かれていくという未来も十分あり得そうだが……。本気になって獲得に動くクラブは出てくるだろうか!?