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浦和戦&ACLクリロナ対決を前に激震! 横浜F・マリノスがホーランド監督を電撃解任、元豪州代表キスノーボコーチが暫定指揮官に就任

横浜FMのスティーブ・ホーランド監督。写真:原田裕介/Photo by Yusuke HARADA

西野努SDのもと、シティグループとの関係強化も…。理想通りにはいかない厳しい現実。

 J1リーグ横浜F・マリノスは4月18日、今季就任したイングランド出身のスティーブ・ホーランド監督(Steve Holland)を電撃解任したと発表した。

 クラブは同日付でホーランド監督との契約を解除したと発表した。同日のトレーニングからパトリック・キスノーボヘッドコーチ( Patrick Kisnorbo)が暫定的にチームの指揮を執る。

 横浜FMはこのあと20日にアウェーで浦和レッズと対戦。そこからサウジアラビアに移動して、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのファイナルステージ(準々決勝から一回戦で決勝まで)に臨む。ベスト8では、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの所属するサウジアラビア1部アル・ナスルと対戦する。

  イングランド代表のヘッドコーチなどを経て今季就任したホーランド監督は、ACLではリーグステージ首位で突破。しかしJ1リーグではこれまで1勝しか挙げられず19位に低迷していた。

 西野努新スポーティング・ダイレクターが新たに就任したなか、シティグループとの連携強化のもと母国イングランドから招聘したものの、理想通りには進まなかった。

 一方、キスノーボ暫定監督は 1981年3月24日生まれ、44歳。オーストラリア出身。「UEFA Pro License」を保有している。

 これまでメルボルン・シティFC、トロワAC、メルボルン・ヴィクトリーFCなどで監督を務め、 今シーズン、横浜FMのヘッドコーチに就任していた。現役時代はオーストラリア代表としてもプレーしている。

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 横浜FMが一旦オーストラリア体制に回帰し、再建の道に進む。