【移籍】ドルトムントが板倉滉を狙うも、宿敵『元シャルケ』のキャリアで物議!?
板倉滉 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
各国トップクラブが獲得に関心を示す。
ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・メンヒェングラートバッハに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF板倉滉(Ko ITAKURA)が、2025-26シーズンに向けた夏の移籍マーケットで注目銘柄になりそうだ。
ボルシアMGの地元メディア『ライニッシュ・ポスト』は4月16日、ローランド・ヴィルクス・スポーツダイレクターがこの夏に主力の大量流出に悩まされそうだと明かしたとレポート。トップクラブからターゲットにされている一人が板倉だという。
板倉とボルシアMGの契約は、2026年6月まで。契約を延長しない限り、この夏が売却益を得る、ある意味、最後のチャンスと言える。
バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、バイエル・レバークーゼン、アイントラハト・フランクフルトとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)の出場権獲得が見込めるクラブが、注目しているというのだ。
これを受けて、ドルトムントのニュースを伝える『ルール24』は4月18日、板倉のドルトムント行きの可能性に言及している。
しかしBVBファン・サポーターが真っ先に反応したのが、板倉のそのキャリアである。宿敵シャルケ04で2021-22シーズンにプレーしている。
そのため同メディアは「元シャルケの選手を獲得するのだろうか?」と強調して報じている。
ただ当時シャルケはブンデス2部で、マンチェスター・シティからレンタル中だった板倉は1部昇格に貢献した。ドルトムントとは対戦していない。
しかもシャルケは翌シーズン、板倉を完全移籍で獲得するのをあきらめ、そこでボルシアMGが獲得している。すると吉田麻也をフリーで加えたシャルケだが、1年で降格する憂き目にあった。
ドルトムントサポーターにとって“憎い”ような思いはないだけに、骨を埋めるぐらいの覚悟があれば、板倉のドルトムント行きも可能性は出てくるか。ヴェストファーレンのスタジアムで日本人選手が、あの8万人の熱烈な声援を受けてプレーする日はそろそろ訪れてほしい気もするが――。
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板倉は人気銘柄で、イングランド、スペイン、フランス、オランダのトップクラブも興味を持っているということだ。