【移籍】神戸が元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーの獲得へ打診「イニエスタ、ポドルスキのプレーしたクラブが…」
バイエルンのトーマス・ミュラー。(C)Midori IKENOUCHI
引退も選択肢。
ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンを今シーズン限りで退団することが正式に決まった元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーだが、J1リーグのヴィッセル神戸が獲得を検討し打診していると分かった。
35歳のストライカーは今季リーグ26試合・1得点・4アシスト、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)など公式戦通算40試合・6得点・6アシストを記録している。
ゴール前の危険エリアでボールを確実に収め、どんな態勢からもフィニッシュを決め切る。バイエルンの下部組織出身で、クラブの生き字引であり、リーダーでもあった。誰にでも同じように接し、今季加入したサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の伊藤洋輝をチームに溶け込ませることにも一役買った。
そんな伝説の一人だが、エックスのBayern and Germany(@iMiaSanMia)によると、ドイツメディア『ビルド』の記者の情報として、「日本サイドでは、アンドレス・イニエスタやルーカス・ポドルスキがプレーしたヴィッセル神戸が、トーマス・ミュラーの獲得に向けて興味を示している」というのだ。
しかし現時点では、「ミュラーが日本に移籍する可能性は現時点では低い」と見られる。ミュラーは現役引退も選択肢の一つとしている。「今夏に引退しない場合、ロサンゼルスFCが最も可能性の高い移籍先となっている」と、選択肢には入っていないようだ。
このほど開催されたメジャーリーグ・サッカー(MLS)の全クラブ代表が出席した役員会では、ミュラーをリーグとして最優先ターゲットとして迎え入れることを全会一致で確認し合ったという。『ビルド』などによると、バイエルンのパートナークラブであるロサンゼルスFCが、ミュラー獲得の有力候補だと報じている。
他にも、イングランド・プレミアリーグ、トルコ1部、イタリア・セリエAの2クラブから問い合わせが寄せられているという。
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ミュラーはアメリカで6月に開催されるクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)までには決断を下すということだ。