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【横浜F・マリノス】厳しい5連敗、9試合未勝利で最下位。キスノーボ監督「前方向へ進むのがちょっと遅かった。ただ…」、柏に0-2完敗

ACLエリートでチームを率いた横浜FMのキスノーボ監督。(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)

「良い部分を出せたところは多かったと思いますが、結果がついてきませんでした」。次節は17日、ホームでの京都戦。

[J1 14節] 横浜FM 0-2 柏/2025年5月14日19:03/日産スタジアム

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート出場チームのJ1リーグ14節未消化分のカード、横浜F・マリノスは柏レイソルに0-2で敗れた。リーグ5連敗、9試合未勝利と厳しい状況から抜け出せずにいる。

 暫定から正式なトップチーム監督に就任した横浜FMのパトリック・キスノーボ監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、次のように振り返った。

「大事なのは、良い部分を続けていくこと。良い部分を出せたところは多かったと思いますが結果がついてきませんでした。いい部分を続けていくことが大事です。選手たちはしっかりハードワークし、表現しようとする姿勢が見えました。選手たちを誇りに思いますし、次に向けてしっかり準備したいです」

 柏とはパススピードで差があり、そこで後手を踏んだ。指揮官は「時間がない」とも嘆く。

「自分たちがボールを奪ったあと、前方向へ進むのがちょっと遅かったのはあったかもしれません。こうしたいいチームと対戦すれば、より早く攻撃に移れればよりチャンスになれます。ただ、それ以上に選手たちはやるべきことをやっていました。就任からなかなか時間がなく、ここからいろいろ作り上げていきたいですが、試合間が短いと少しずつしか埋め込んでいくことが難しいですが、それを言っても仕方ないので、次に向けてやっていきたいです」

 アジア制覇を目指した横浜FMだが、ACLエリートはクリスチアーノ・ロナウドの所属するアル・ナスルに敗れてベスト8敗退。一方、J1リーグは1勝5分8敗の勝点8で最下位に沈む。

 消化試合が他チームより2戦少ない状況だが、それでも残留圏17位の名古屋グランパスとは8ポイント差と開く。上昇へのキッカケを掴みたいところだ。

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 次節は17日、再びホーム日産スタジアムで、京都サンガF.C.と対戦する。