クロップ痛恨! RBライプツィヒが10年ぶり欧州カップ戦を逃す。ザルツブルクも覇権奪還に失敗
初来日した際のクロップ氏。※公式インスタグラム @kloppo より
RB大宮アルディージャへの影響は!?
ドイツ・ブンデスリーガ最終節が5月17日に行われ、RBライプツィヒはVfBシュツットガルトに2-3で敗れて、7位でフィニッシュした。佐野海舟の所属する1.FSVマインツ05が6位に食い込み、RBライプツィヒは2016-17シーズンから獲得してきたヨーロッパカップ戦の出場権を、来季10年ぶりに失うことになった。
さらに2シーズンぶりのオーストリアリーグ優勝を目指したレッドブル・ザルツブルクも現在上位プレーオフに臨んでいるものの、あと2試合を残して、すでにリーグ優勝の可能性がなくなっている。今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16入りを果たしたものの、こちらも現在の4位のままだと、欧州カップ戦を逃すことになる。
レッドブル・グループのグローバル・フットボール責任者には、今年1月、前リバプールFC監督だったユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)が就任。しかし、いきなりグローバルカンパニーとしてアピールするための重要な機会を逃すという、痛恨のスタートを切ることになった。
今シーズンからはRB大宮アルディージャがレッドブルグループ入り。クロップも来日を果たし、大宮の選手たちとのミーティング、さらに東京観光をする様子などが伝えられた。
レッドブルグループは、現在のスポーツ界、サッカー界の価値観や常識を打破して、あらゆる意味で世界一になることを目指している。そういったオーストリア、ドイツに根強くあるチャレンジ精神にクロップも共鳴し、フットボール分野のトップに立った。来季はそのビジョンや方針を改めて見つめ、土台作りに充てるシーズンになりそうだ。
先月にはブラジルメディアが、「クロップは(レッドブルグループに)早くも不満を抱いて疲れ始めている」とレポート。レアル・マドリードかブラジル代表からのオファーがあれば交渉に応じる考えだ、と報じられて、世界を驚かせた。しかし直後、クロップはとても元気であると、レッドブルグループはその報道を否定している。
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クロップはレッドブルグループと2025年1月から4年契約を締結。年俸1200万ドル(約14億円)~1400万ドル(約20億円)の好待遇だと言われる。