【移籍】MVP前田大然のプレミアリーグ移籍が現実味。フラム、ウェストハム、パレス…複数クラブが獲得を検討。セルティックでリーグ4連覇、2冠達成なるか
前田大然 写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA
サイドと中央からのラインブレイクに加え、プレッシングとプレスバックを怠らない献身性は十分に需要がある。
スコティッシュリーグ1部 セルティックFCに所属する前田大然(Daizen MAEDA)の今夏、イングランド・プレミアリーグへの移籍はあるのか?
古橋亨梧のスタッド・レンヌへの移籍後、セルティックのセンターフォワードも担い、さらに主戦場だった左ウイング、右ウイングと前線のあらゆるポジションで得点をもたらした韋駄天アタッカーは34試合・16得点・10アシストと活躍し、リーグ4連覇を達成。リーグ選定の最優秀選手賞(MVP)を受賞した。
今年10月で28歳になる前田はセルティックと2027年6月まで契約を結んでいる。残り2シーズンとなる今夏、いろいろな可能性が考えられるタイミングと言える。
1年後の北中米ワールドカップ(W杯)を万全の状態で臨むことを優先するのであれば、セルティックでまずもう1シーズン全力で戦うという選択肢はある。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト16以上を狙うなど、前田としてもこのチームで達成したい目標はあるはずだ。
とはいえ、より高いレベルで戦うことを臨み、5大リーグ……その頂点にあるプレミアリーグで戦えるチャンスを最優先にするのであれば、年齢的にも今しかないかもしれない。
『コート・オフサイド』によると、フラムFC、ウェストハム・ユナイテッドFC、鎌田大地に所属するクリスタル・パレスFC、田中碧が所属し来季昇格するリーズ・ユナイテッドFC、そしてブレントフォードFCが、前田の獲得を検討していると報じている。
アストン・ヴィラFC、ノッティンガム・フォレストFCが台頭してきたように、堅守速攻型の勢力がプレミアリーグでは再び強まっている。
その衝撃的なスピードを生かしてサイドからも中央からもラインブレイクできて、なおかつプレッシングもプレスバックも怠らない前田は、プレミアリーグでも十分に需要がありそうだ。
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まず前田は5月24日、今シーズンの2冠を懸けてアバディーンFC(リーグ戦5位)とのスコティッシュカップ決勝に臨む。