【鹿島】最下位の横浜FMに1-3完敗、鬼木達監督の記者会見「立ち上がりの30分が全てだった」
鹿島の鬼木監督。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
7連勝でストップ、「攻守ともに一つずつ積み上げていくだけ」。
[J1 18節] 横浜FM 3-1 鹿島/2025年5月25日14:03/日産スタジアム
J1リーグ18節、首位の鹿島アントラーズがレオ・セアラの今季リーグ通算10ゴール目で追い上げたものの、最下位の横浜F・マリノスに1-3で敗れた。鹿島は7連勝、横浜FMは7連敗でストップ。
鹿島の鬼木達監督は試合後の記者会見で、「立ち上がりの30分が全てだったかなと思います」と語り、“受け身”に回ってしまったことを悔やんだ。
「自分たちからアクションを起こせず、受けに回るような形になってしまいました。攻撃でも守備でも選手たちの迫力を持ったものを出せなかったのは、自分のところの反省です。前半のうちに1点を返せて、さらに得点を重ねていけるのではないかというシチュエーションでしたし、より決定的なものを、もっともっと創り出さないといけない。攻守両面で、さらに成長しなければいけない、という試合になりました」
リーグ戦の連勝が7でストップした指揮官は、そのように全体のレベルアップの必要性を強調した。
また、横浜FMが立ち上がりから上回った理由を問われると、鬼木監督は「得点の取られ方が、自分たちらしくないと言いますか軽かった。(チーム全体で危険な時に)アラートを鳴らして勝ってきたチーム。今日は流れを止められなかった。そこは相手よりも自分たちのところかなと思います」と、失点の要因は何なのか――しっかり矢印を自分たちに向けるべきだと語った。
「やることは変わりません。もっと人をかけていかなければいけないところもあります。守備でも、切り替えのところでも、前から行くところでも、迫力を持っていけるように。攻守ともに一つずつ積み上げていくだけかなと思います」
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そのように鬼木監督は一つひとつの精度を上げていきたいと課題を挙げた。