×

【移籍】浦和は!? クリスチアーノ・ロナウドがアル・ナスル退団を仄めかす「この章は終わった」。クラブW杯出場を優先か

アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウド。(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)

アル・ナスルとの契約は今季まで。

 サウジアラビア1部アル・ナスルでプレーしてきたポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano RONALDO)が5月27日、フォロワー6億5000万人いる自身のインスタグラム(アカウントは @cristiano)で、退団を仄めかす投稿をして話題を集めている。

 40歳のクリロナとアル・ナスルとの契約は今季2024-25シーズンまでで、オプションで付帯されていた契約更新が濃厚と噂されてきた。しかし結局、この日まで正式発表はなし。AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートでは、準決勝で川崎フロンターレに敗れ、結局、サウジでの2シーズンは無冠に終わった。

 するとロナウドは27日、自身のインスタグラムで、「この章は終わった。この物語? まだ書かれていく。すべての人に感謝します。(This chapter is over. The story? Still being written. Grateful to all.)」と投稿したのだ。

 タイミング的にも、退団を決断したと受け止めていいだろう。 

 このほどFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長がユーチューブのインタビューで、「クリスチアーノ・ロナウドはFIFAクラブワールドカップのいずれかのチームでプレーする可能性があります。話し合いが進められています」と語って注目を集めた。

 その直後の今回の発表とあって、スーパースターの“新章”が動き出そうとしているようだ。

 以前には、浦和レッズがロナウド獲得を検討していると噂されたものの、その後、具体的な動きはない。ACLエリートでも、準々決勝の横浜F・マリノス戦ではゴールを決めて存在感を示したが、(連戦の影響もあり)川崎戦ではパッとしなかった。ロナウドが加われば、その個の力に大きく依存することになるだけに、連動性を高めているなかで現実的ではないとも言える。ただ、もちろん世界のサッカー市場を踏まえると、強烈なインパクトにはなる。

関連記事>>【移籍】アーセナルが三笘薫を獲得へ「“夢の補強” ロドリゴ次第で」

 一方、チェルシーFC、古巣であるスポルティングCP(クラブW杯には出場しない)、さらにはアル・ヒラルが獲得を検討してきたと言われる。クリロナはもう一度、ヨーロッパのトップステージに立ちたい、タイトルを獲得したいと考えているとも言われるが……。